意地悪

建物の修繕工事は無事に終了し、静かな日常が戻ってきています。

天六駅のエレベーター工事は進むことなく、

また「7月末まで」と表示が変わっていました。

かれこれもう2年。この調子ではいつになることやら・・・。

期待せずに待ちたいと思います。



先日、Yahooニュースで

日本経済、低迷の元凶は日本人の意地悪さか 大阪大学などの研究で判明

という記事を読み、ああそうかもしれないなぁ・・・と思ったりしていました。


昔はもっと違ったのに・・・と思ってしまうのは、昭和の人間だからでしょうか。

いつの間にやら「親切」や「好意」や「welcomeな気持ち」は

「当たり前のこと」ではなく「有難いこと」になってしまっているような・・・。


メールだネットだと情報化社会が進むにつれて、

世の中のスピードが上がり、人々が忙しくなり、競争が激しくなり、

意地悪度が上がってきているような気がしなくもない・・・。


あれは1990年代のこと、

カウンセリングルームに小学生たちがやってきて、友達の悪口を吐くわ吐くわ・・・

その強烈さに内心びっくりしていましたが、

その後遊んでやると、すっかりかわいい子どもらしい姿に変わりました。

そして毎日が塾やなんやで忙しいことや、

大人の前ではいい子にしている(せざるを得ない)ことを話してくれたのです。

本来はかわいらしい子ども達を毒吐き人間にしてしまったのは

一体誰なのか、何なのか、何が悪いのか、・・・一概には言えないけれど、

そういう流れを日本の社会は作ってきたように感じます。


良い方に変わっていったらいいけれど・・・。


アフターコロナの社会はどうなるのか、

アフターコロナ時代の子ども達はどんな風に育つのか・・・

そして自分はどんな風に生きていくのか・・・。

先のことは全く分かりませんが、

いらん意地悪はせんと生きて生きたいものです。



cocotoki counseling room

cocotoki (ココトキ) カウンセリングルームは 公認心理師/臨床心理士による女性のためのルームです