今朝のわたし

すっかりご無沙汰しておりました。

新大阪のお部屋も気に入って、機嫌よくカウンセリングを続けております。

もう新しいクライエントさんは取らないと決めたもので、

HPも必要ないだろうとついつい放置しておりました。

いつか適当なところでHPは閉じようと思っています。


cocotokiは現在週2日しかopenしておりませんし、

私も他のことが忙しくなったりしているのですが、

部屋に来ると自分が安心していることに気づきます。


外的世界に本当に自由な「場」を持つことで、

私のこころの中にも自由な「場」が確保されている安心感・・・。


クライエントさんのためにと思って始めたこの場ですが、

実は一番自分にとって大切な場になっているように感じる今日この頃です。


そう、最近の私は自由なのです。

年齢と共に無理ができなくなった面もありますが、

そのせいで無理をしなくなったため、とても楽になりました。

(…と言いつつ、無理して首の筋を痛めましたが(苦笑)、心は自由になっております。)


「頑張らなくてはいけない感」

「なんかこれではダメなんじゃないか感」

「もっと何かしないといけないのでは?感」などから

じわじわと解放されていき、気づけば好きに暮らしております。

カウンセラーになったのは、人のためなんていうキレイなものではなく、

自分が自由になるためだったのだなぁ・・・と今ははっきり思うのです。


でも人のためになってないこともないようです。

もう出会ってから10年以上経ったでしょうか…。

変わる人は変わるもので、

「自分のことが好きすぎる」ようになった人が現れました。

たくさんの苦労の中でも自分自身を引き受け、努力を続け、

自分の人生の決断を自分でちゃんとしてきたその人は、

とてもまばゆい光を放っていました。

自己肯定感が高くなると、こうも人は能力を発揮できるようになるのかと

心底驚きました(…昔を知っているだけに驚きは大きい…)。


カウンセリングって、こちらが何かしているというより、

学ばせてもらってることの方が大きいんじゃないかと思うのは、

こういう瞬間です。

「すごいわぁ・・・。私もそうなりたいわぁ・・・」と憧れてしまいます。


思えば、クライエントさん達に学ばせてもらうことばかりでした。

私の人生はそういったもので紡がれてきたと思うと、愛おしい気持ちになります。

その愛おしい気持ちは、

クライエントさんに対しても、自分に対しても感じられて、

どっちがどっちなのか、ちょっと分からなくなるような感覚です。

鼻がツンとして、目頭があつくなります。

でも私はクライエントさんではなく、クライエントさんは私じゃない・・・。

逆に自分と相手をしっかりと分けられるようになった今だからこそ、

一緒に紡いできた日々に対しての愛おしさが倍増するから不思議です。


「いい感じやわぁ…♪」と一人勝手にご機嫌になりながら、

「世界にひとつだけの花」を口ずさんでいた今朝です。


そんな平和な日々が続きますように。。。

cocotoki も続きますように。。。




cocotoki counseling room

cocotoki (ココトキ) カウンセリングルームは 公認心理師/臨床心理士による女性のためのルームです