アートを楽しむ会 試してみました

人生、色々ありますが、

ある方の言葉が心にずっと残っています。

「理解あるあたたかい人たちに囲まれて生きていきたい」。


切実で、シンプルで、誰もが思う願い。

これ以上に必要なものはあるだろうか…と私は何度も考えてみるのですが、

衣食住以外に思いつくものがありません。


逆に、衣食住が足りて、理解あるあたたかい人たちと過ごしていけたら、

人ってずっと心穏やかに生きていけるのかもしれない、と思ったりします。


カウンセリングの場もそうありたいと思っていますが、

1対1の二者関係なので、

「人たちに囲まれて」…の部分が残念ながら叶えられません。


利害関係のないカウンセラーとの二者関係の場だからこそ、

安心して自分を取り戻せる・・・そんなフェイズがあるのですが、

ある程度安心できたら少しずつ参加できる場所、

「理解あるあたたかい人たち」のいる場所…があったらいいのになぁ、と思うのですが、

実はなかなか見つけるのが難しい、と感じる今日この頃です。


そんな時、以前スクールカウンセラーをしていた時に出会った先生で、

今は臨床美術士としてさらなる上を目指していらっしゃる方と、

「やってみようじゃないか!」という話になり、アートを楽しむ会を開催。


まずは身内だけの小さな会。

「理解あるあたたかい人たち」と、ほくほくアートを楽しみました。


この純度を保ちながらも(←ここが難しい!)

大きくなって、あたたかい器になって、

いつの日か、元気になってきたクライエントさん達も

安心して参加できる場になったらいいなぁ…と思ったりしています。


少しずつ少しずつ、ゆっくりと進みます。





cocotoki counseling room

cocotoki (ココトキ) カウンセリングルームは 公認心理師/臨床心理士による女性のためのルームです